報告書の概要
Ember(エンバー)の第7回年次「世界電力レビュー」は、公表データに基づき、2025年の世界および各国における発電動向の変化について、初めて包括的な概要を提供いたします。本報告では、電源および電力部門の排出量に関する現在の動向と、近い将来におけるその影響について紹介します。刊行に際し、Emberは2025年の世界の電力発電量に関する初の包括的な無料データセットも公開しています。
本報告書では、215か国の電力データを分析しており、そのうち世界電力需要の93%を占める91カ国については2025年の最新データを反映しています。また、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、EU、G7など、13の地域的・経済的グループのデータも分析対象としています。さらに、世界の電力需要の72%を占める上位7か国・地域については、より詳細な分析を行っています。発電データに加えて、気象データや設備容量データも用いることで、世界の電力部門を形成する根本的な動向を明らかにしています。
私たちはすべてのデータを自由に利用できるようにすることで、他者が独自の分析を行えるよう支援し、クリーンな電力への移行を加速させるお手伝いをしています。
また本報告書は、Emberが提供する一連の年次主要報告書の第1弾となります。これには「China Energy Transition Review」、「Electrotech Revolution」、およびThe Energy Instituteとの提携による「Statistical Review of World Energy」などが含まれます。