本レポートについて
エンバーの第6回年次世界電力レビューは、公開データに基づき、2024年の世界の発電状況の変化を俯瞰する初の包括的概観レポートである。本レポートでは、現状の根底にあるトレンドを提示し、エネルギー源や電力部門の排出量に対する近い将来で予期される影響を明らかにする。また、エンバーは本レポートの発表に伴い、2024年の世界の発電量に関する包括的データセットを無料公開する。
本レポートは215ヶ国の電力データを分析しているが、うち88ヶ国(世界の総電力需要量の93%に相当)については2024年の最新データ、残りの国については2024年の推定データを使用した。また、アフリカ、アジア、EU、G7など13の地域・経済グループ に関するデータも併せて分析している。さらに、電力需要上位7ヶ国・地域(世界の総電力需要量の72%を占める)についての詳細な分析も実施した。発電データに加えて気象データや容量データも使用し、世界電力部門の動きの根底にあるトレンドを明らかにしている。
これらのデータはすべて、誰でも自由に独自の分析を実施し、クリーン電力への転換促進に活用できるよう無料公開している。